広尾のオフィスビルEsq Hiroo

「ペンシルビル」へのアンチテーゼ

都心大通り沿いに個人が所有する50坪の土地活用のコンサルティング。 当初は既存スタジオビルの改装案を検討したが、法規や経済的状況から改築が必要と判断し、長期保有を前提とした賃貸物件の新築を行うこととなった。 東京の小規模オフィスビルは個性も魅力もないペンシルビルが大半を占め、新しい世代の高感度テナントが望む空間はほとんど提供されていないのが現状だ。ここでは新たな小規模オフィスビルのプロトタイプを提示すべくプロデューシングを行った。

他にはない価値”を訴求

各フロアごとの最適用途価値や空間効率、リスク分散のバランスを図って、店舗、オフィス、ペントハウスを積層させたフロア構成となっている 。 視認性の高い敷地ゆえインパクトある表情の外観とし、3F〜6Fのオフィススペースは天井高3mとし、フローリング仕上げになっている。最上階はルーフテラスを含むメゾネットとした。感度の高いテナントへに対して“他にはない価値”を訴求を意図している。 その結果、一般的なビルとほぼ同等の建築コストで、周辺新築相場の15%増しの水準に完成後1.5ヶ月での満室稼働を実現することが出来た。

FACT SHEET

業務内容

CONCEPT & MARKETING
  • ターゲティングコンセプト、マーケティング戦略の立案
  • フロア構成、フロアプラン、設計仕様の立案と調整(建築設計者との協働)
  • オーナー関係者へのプレゼンテーション、プロジェクト推進管理
RESEARCH & CONSULTING
  • 既存建物の再生活用シナリオの検討
  • 法規的問題検証、収支シミュレーション、最適活用シナリオの検討
  • 改築プランに基づく事業計画、資金計画および運営収支計画
LEASING & PROMOTION
  • テナントリーシング(募集・仲介)

プロジェクト概要

Status
竣工 2007
Client
個人
Location
東京 港区
Collaborators
建築設計:テレデザイン
構造設計:我伊野事務所
Programs :
工事種別 新築
用途 店舗・事務所・住宅
構造 S造
規模 地上8階
延べ床面積 658.53㎡