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横河ビルヂング

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横河電機が計測器国産化に舵を取り大きく飛躍する前夜。横河電機の自社ビルとして、のちに社長となる横河時介により設計された小さなビルをリノベーションした。かつての横河電気創業家邸宅の名残を伝える大谷石の塀を可能な限り残しながら、賃貸オフィスビルの新たなファサードを作る。ガレージだった場所は飲食店に用途変更し新たな盛場となった。広く感じられるように天井を取り鉄骨の躯体を見せた空間の中に、機械部品に汎用的に用いられるクロメートメッキの質感をアクセントに内装をまとめた。

IRORI Nihonbashi Hostel and Kitchen

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馬喰町の古ビルをバックパッカー向けホステルに転用したプロジェクト。
かつて宿場町として栄えた馬喰町をイメージして、日本を旅して回る旅人が体を休め、自然に交流する場を目指した。囲炉裏を囲むラウンジを前面道路に面して配置し、人々が行き交うエントランスとした。国産ヒノキのベッドや暖簾など日本各地の建材を用いて宿泊空間を演出した。

HOUSE VISION 2013 「編集の家」

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東京・青海で3週間開催された”HOUSE VISON EXHIBITION”にて、展示パビリオンの1つを蔦屋書店(CCC)とともに出展。これからの”家”のあり方、つくり方のビジョンを提示するこの展覧会において、7組のアーティスト・建築家が様々なテーマに取り組むなか、我々が発信したテーマは「編集の家」。リノベーションを前提に、自分の空間を自分で自由に発想し編集しよう、というメッセージをインスタレーション空間と、toolboxのショールーム空間で表現した。

リージア代田テラス

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小田急線の地下化にともなって生まれた線路上の空地に計画された賃貸集合住宅。
長屋形式を採用し、メゾネットのファミリー向け住宅としている。道路に対して適切な距離をつくるため、前庭と緑で区切られた歩行者通路を設置した。
また、道路の反対側に静かな専用庭を全ての住戸に設置した。自然を感じる柔らかな印象の住宅街にしていくグランドデザイン実現の、第一歩になるプロジェクトとなった。

Kさんのキッチンスタジオ

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料理研究家のキッチンスタジオ。プロ仕様の機能性に加え、撮影に適したプランとデザインが求められた。撮影の際に色々と背景を変えられるように移動できる作業台を設けた。天板も複数種類を用意し料理に合わせて使い分けられるようにしている。

THE SCAPE

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眼前に宮家の邸宅を望むここにしかない眺望を最大化し、シェアオフィスを高級賃貸レジデンスに転用した。眺望を反射し増幅するガラス壁をサッシと平行に配置することで、木々に囲まれたようなリビング空間とした。小ぶりな住戸サイズに切り分けて賃料単価を上げるのではなく、逆に住戸サイズを極力大きくする。各階の共用廊下の一部を専有化しユニットサイズを倍にすることで希少価値が高まり、高級賃貸マーケットに受け入れられ高単価高稼動を維持する収益物件となった。

Re-flat

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麻布十番の築古の賃貸住宅リノベーション。立地特性をふまえてオフィスニーズと住宅ニーズを柔軟に取り込めるようなプランとし、内装もどちらの利用にも合うようにしている。エントランスの奥に打ち合わせ室として使える共用の部屋を設けた。1Fにはオーガニックレストランが入居。

ビジネスインのむら

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家族経営のビジネスホテルを代替わりを機にシェアオフィスを含むオフィスビルに改修したプロジェクト。
立地と運営体制、建物状況から事業としての最適な使い方を提案した。

計画の中でオーナーから手渡された本から個室が三畳一間の既存のプランニングはこの街の歴史と深い関係があることがわかった。
そこで、ホテルだった時の痕跡を残すことで、この建物と界隈のストーリーを物語る空間とした。
オフィスとしてスタートしてみると新たな活動を展開する入居者たちが、この街のストーリーの語りべとなり街の歴史の続きが紡がれることになった。

AOBA三鷹

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国際バカロレア教育を展開するインターナショナル保育園。
教育プログラムと空間を同時に創造していった。
室内は日本語ゾーンと英語ゾーン、スタッフゾーンからなる一室空間。10数名の子どもたちがグループとなって活動をすることを前提に計画が練られた。子どもたちの目線からは囲われた小さな空間に見える場所が、大人の目線からは見渡せるようになっている。

SHIMOKITA FRONT

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駅前広場の整備のために切り取られた街の切断面に計画した商業施設。下北沢駅前に建つ。
街の切断面とも言えるファサードは銅板仕上げ。リセットされた駅前空間に流れる時間を刻印しながら色を変えていく。
商店街の入り口から登り始める階段は失われた駅前の食品市場の路地に着想を得た立体的な路地。階段が通る上層階の立面の割れ目は既存の商店街の軸線の焦点となり、街とこの建築の視覚的な結びつきを作り出している。
立体路地は高いレンタブル比を実現し、不動産的な価値の向上にも寄与している。